子犬の飼い方
必要なものや快適な環境づくり
何の準備もなく仔犬を迎えると、仔犬も飼い主さんも生活の変化に戸惑い、
ストレスを溜めてしまう可能性があります。仔犬に安心・安全な環境を与え、
一緒に楽しく暮らしていくためには、前もって準備を進めておくことが必要不可欠です。
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最初の一週間
環境の変化によるストレスで疲れていますので、最初の一週間はあまり連れて歩いたり抱いて歩いたりはしないようにしましょう。
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ワクチン接種
ジステンパー、パルボなどの伝染病の混合ワクチンが未接種の場合は、生後60日以降で子犬が元気な時に動物病院で接種してもらって下さい。
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睡眠
仔犬は1日に15時間から20時間位眠りますので、睡眠中は起こさないようにしましょう。
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フードの量と水
便を見て加減する方法- ・食べ過ぎ→軟便→量を減らす。
- ・少な過ぎ→小さくて固い便→増量する。
- ・背骨がゴツゴツしていたら、痩せ過ぎかも→増量または質の良いフードに替える。
- ・背骨が判らない位なら、太り過ぎかも→ドッグフードの量を減らす。
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食中毒
幼犬は黴菌に弱いので、汚れたスリッパやゴミ、腐った物、人間の手指などを舐めさせないように気をつけましょう。エアコンから出る黴菌にも注意して下さい。
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ふやかし
熱湯でふやかす時は30秒〜3分位で湯切りをして、火傷をしない程度に冷めてから与えて下さい。ふやかしたドッグフードは腐り易いので、食べ残したら早めに(4時間以内)片付けましょう。生後3カ月頃からは固いまま与えても大丈夫です。
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手
叱る時でも、手では直接叩かない方が良いです。手で叩くと手を怖がるようになって、呼んでもなかなか来なくなったりするかも。ハエタタキなど、物で叩く。手は可愛がる、褒める、遊ぶ、・・・。
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思いやり
声かけとスキンシップも大切な栄養です。仔犬に限らず、時には「さん」付けで呼びかけてみましょう。